小児予防接種

予防接種は、その病気にかかりやすい年齢になる前に受けることが大切です。
生後2か月を過ぎたら、予防接種を開始しましょう。
以下に、当院でおすすめしている予防接種スケジュール例を提示しておりますが、
予防効果を得られる、無理なく消化できるスケジュールをお一人お一人にご提案しますので、
接種時期を過ぎた場合も遠慮なくご相談ください。

当院でおすすめしている
予防接種スケジュール例
(2025.1現在)

0歳のワクチン

生後2か月はじめてのワクチン
五種混合、肺炎球菌、B型肝炎、ロタワクチン(2価)
1回目から4週間以上あけて2回目
生後3か月頃2回目のワクチン
五種混合2回目、肺炎球菌2回目、B型肝炎2回目、ロタワクチン(2価)2回目
2回目から4週間以上あけて3回目
生後4か月頃3回目のワクチン
五種混合3回目、肺炎球菌3回目
生後5か月4回目のワクチン
BCG(結核)
B型肝炎ワクチンの1回目と3回目は139日以上の間隔をあけます
生後7か月頃5回目のワクチン
B型肝炎3回目

1歳以降のワクチン

1歳
麻疹+風疹、水痘、日本脳炎1回目、おたふくかぜ
おたふくかぜは、任意接種(有料)
1歳1か月頃
五種混合4回目、肺炎球菌4回目、日本脳炎2回目
2歳
水痘2回+日本脳炎3回目
日本脳炎ワクチンは標準的な接種開始時期は3~4歳ですが、
西日本では感染源である豚が日本脳炎ウイルスにかかる確率が高いことから1歳での接種をご提案しています。

幼稚園から中学生までのワクチン

年長(小学校入学前年度)
麻疹+風疹2回目、おたふくかぜ2回目
小学校6年生
日本脳炎4回目+二種混合
標準的な予防接種期間は、9-10歳に日本脳炎4回目、11~12歳に二種混混合とされていますが、
接種忘れをなくす、受診回数を少なくするために、小学6年生での同時接種をご提案しています。
中学1年生の女の子
子宮頸がん ①、②(①と②の間隔は、6か月)
子宮頸がんワクチンは、小学校6年生から受けることが出来ます。
子宮頸がんワクチンを接種する開始年齢が15歳以上であれば、3回接種になります。

予防接種を受ける際の注意点

  • 予防接種は基本的にいつでも受けることができます。事前にアイチケットにてご予約をお取りください。一部のワクチン[子宮頸がん・おたふくかぜ・破傷風・A型肝炎ウイルス]は取り寄せが必要ですので必ずお電話での予約が必要です。
  • お付添いは原則、保護者の方にお願いいたします。祖父母など保護者以外の方が付き添いをされる場合は、予防接種委任状をご用意ください。
  • ご来院の当日は以下のものをご持参ください。
    *母子健康手帳 *予診票 *健康保険証/マイナンバーカード/資格確認書 *子ども医療証 *診察券
  • 定期接種ワクチンの予診票は、予防接種手帳に記載されています。記入のうえご来院下さい。
  • 着脱しやすい服装でお越しください。

予防接種費用

インフルエンザワクチン(現在注射のみ採用)

年齢 接種回数 料金(税込)
3歳未満 1回目・2回目 2,200円
3歳以上~中学3年生 1回目 3,300円
3歳以上~中学3年生 2回目 2,200円
成人(高校生~64歳) 4,400円

インフルエンザ以外の任意接種ワクチン(定期接種であっても対象年齢を過ぎた場合などに費用が発生します)

実施内容 料金(税込)
四種混合 9,900円
五種混合 19,800円
B型肝炎(小児) 5,500円
ロタウイルス 15,400円
※1価(ロタリックス)のみ
肺炎球菌(小児) 11,000円
ヒブ 8,800円
BCG 6,600円
MR 9,900円
おたふくかぜ 6,600円
水痘 8,800円
日本脳炎 6,600円
二種混合 4,400円
A型肝炎 8,800円
4価子宮頸がんワクチン 16,500円
※ガーダシル®
9価子宮頸がんワクチン 33,000円
※シルガード®9
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